ネオとのまいにち。

悪性リンパ腫と診断された猫ネオとの暮らしの記録

とうとう…失明

ネオ、

11月になんとか血圧を下げることで

回避できた失明の危機でしたが、

12月2日の夜、

今度は両眼の瞳孔が開きっぱなしになっていました。


失明か否かは

3日くらいが勝負と言われていましたので、

次の日朝一で病院に行きました。


そのまま1日入院。

まだ前ほどではないにしても

血圧は高めだったので

点滴で血圧を下げる処置をしてもらいました。

家では緑内障の点眼もしました。


なんで?

お薬もちゃんと飲んでるのに…


いろいろな処置をしてもらいましたが、

今回はネオの目が復活することはありませんでした。

しかも両眼とも失明。



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猫は人と違って

視覚に頼って生きてはいないと言われています。

でも、後天的に失明すれば

猫だって戸惑うと思います。


今までできたことが、できない。

見えていたものが、見えない。

今いるところがわからない。


ネオはあちこちぶつかりながら

いろいろ覚えていっているようでした。

先生からは

邪魔になるものを片付けること。

トイレや水飲み場などは

今までと変えないこと。

などのアドバイスをもらいました。


それでもいろんなことがおきました。

最初はトイレの位置がわからず、

リビングや2階のホール、

いろいろなところで粗相してしまいました。

今まで一度もそんなことなかったのに…。

本猫も傷ついていたと思います。


通常、ネオは2階で暮らしていたので

一度階段からもずり落ちました。

お気に入りの椅子に上がっても

降りられなくなりました。

夜.ベッドに来て一緒に寝ていましたが、

降りられなくて

ベッドに粗相してしまうことも…。


その度にいろいろ対策しました。

階段に行けないよう板で塀を作りました。

他の猫たちは飛び越えられる高さだけど、

ネオは越えられない。

椅子はかわいそうだけど、

他の部屋に移動しました。

お布団には赤ちゃん用のオネショシーツを表面に付けました。


よく目が見えなくても

普通の猫と変わらないように暮らしている子も見かけますが、

ネオにはなかなか難しいようでした。

もともと小心者だし、ね。



でも大丈夫!

眼が見えなくったって

生きてりゃオッケーよ👌

そうやってネオをサポートしていこうと思ってました。


ネオもトイレの位置や水飲み場

自分のケージ、

ご飯を食べるところ、

少しずつ覚えていきました。